九州の野菜果物まにあ

2012年06月20日

やお九州レポ(3)有機無農薬野菜とお米について色々聞きました。

ネットで宅配野菜を注文すると、梱包された野菜の一覧表が入ってますよね(全てのお店でそうなのかはわかりませんが、私が今までお試ししたお店の野菜セットには必ず入ってました)。

v120620-yao01.JPG

一覧表の雰囲気や内容にお店の個性が出ておもしろいなぁと思うのですが(生産者名が記載されていたり、調理法の提案が載っていたり、手書きだったり)、

今回お試しさせてもらった、やお九州「やおパック」の野菜一覧はこんな感じでした。

v120620-yao02.JPG

野菜の一覧表。野菜ごとに、

 生産地
 生産者の名前
 栽培方法(有機/減農薬など)

が書いてあります。
丁寧でわかりやすい。

ふむふむ・・・と読んでいると、1番下に気になることが。

「有機無農薬米 本坊さんのお米」は「有機JAS規格」のように第三者機関が関与し公的に認めたものではありませんのでご了承ください。しかしながら、「やお九州」では、トレーサビリティー(生産履歴)はしっかりと確認をしており「有機無農薬」のお米ですのでご安心ください。

ん?

認定を受けてなくて「有機」って言っていいの? ここに書いてあるのはお米の話だけど、野菜のところで「有機」って書いてあるのは有機認定受けてるのかな?

頭がハテナ?でいっぱいになり、直球で問い合わせてみたところ、丁寧なお返事をいただいたので、以下でご紹介します(掲載許可をいただいています)。

やお九州の「有機」の基準に関するQ&A

【Q】 やお九州さんでは、どのような内容に基づいて「有機」としていますか?

【A】 弊社では化学肥料を用いず、有機肥料のみを使用して栽培された野菜を「有機」と呼んでおります。


【Q】 有機JAS認定を受けてないものに「有機」と表記することは問題ないのでしょうか。

【A】 農林水産省では、有機JASの認定を受けていないのに、有機と表示をすることを推奨はしておりません。

ただ、有機JASの認定を受けるのに、農家さんは多額の投資をして認定をとる必要があるため、有機JASの基準を満たしているのに、有機JASの資格をとっていない農家さんが多数いらっしゃいます。

そのため、弊社としては、農家さんとのお取引の際に、いつどの程度農薬を散布したか記録を見せて頂き、有機JASの基準を満たした野菜に関しては「有機無農薬」と呼んでおります。


【Q】 品目リストでは、人参と玉葱が有機無農薬となっていますが、こちらは有機JAS認定を受けたものですか。

【A】 こちらは有機JAS認定は受けておりません。

弊社では、有機JAS認定を受けた野菜は「有機JAS」、認定を受けていない有機無農薬野菜は「有機無農薬」と記載をさせて頂いております。

まとめ: やお九州の基準内容と私の意見など

まとめると、やお九州の栽培方法に関する表記の内容は以下のようになります。

【有機JAS】
有機JAS認定を受けた野菜。

【有機無農薬】
提携農家の生産履歴(農薬散布記録)をやお九州が確認し、有機JASの基準を満たしているもの。

【有機無農薬・有機減農薬】
化学肥料不使用。有機肥料のみで栽培された野菜。


ちなみに、
今回の野菜セットには、以下の栽培方法の野菜が入ってました。

 有機無農薬
 有機減農薬
 無農薬
 減農薬

私は専門家ではないので、基準の妥当性とか難しいことはわからないし、基本、素材がおいしければ信じる!というシンプルなスタンスなので、今回、おいしかったからいいんですが、

表記については、少し気になったので質問してしまいました。表記するからには、基準や内容を明確にするべきだと思うのですよ。ということで、公式サイトにも情報を掲載してもらえるようお願いしました。

今回、やお九州の野菜セットをお試しさせてもらったわけですが、野菜おいしいし、問い合わせたときの反応も誠実で感じがよかったです。栽培方法の表記基準についても載せてもらえるといいなー。


【関連記事】

2011年07月31日

野菜宅配ネットショップの野菜は、なぜおいしいのか?

v110730-noka01.JPG

野菜宅配ネットショップの野菜は、なぜおいしいんでしょう?
それには、2つのワケがあります。

1.生産者と消費者が近いから


スーパーなどの野菜は、収穫からお店に並ぶまでに色々介してだいぶ時間が経っているし、そのことを折り込んでかなり早めに(熟す前に)収穫されていると聞きます。

その点、野菜のネットショップ(お取り寄せ、定期宅配サービスなど)は、生産者→ネットショップ→消費者と、介する業者(段階)が圧倒的に少ない。産地(生産者)直送のものなどは、シンプルに生産者→消費者とダイレクトにつながりますね。その分、収穫から近い時期に消費者に届くので、新鮮だし、しっかり熟して収穫したものを提供してもらうことができるんです。

ネットショップの中でも、ローカルなお店は、生産者⇔ネットショップ間が近く、食材をショップに集めるのに時間がかからないので、より新鮮だし、輸送コストが少ない分、価格設定もリーズナブルなケースが多いです。

2.ショップがおいしい野菜を選りすぐっているから


ネット上では、地理的な制約が小さい分、競争原理が大きく働きます。各ショップは、たくさんの同業者の中で勝ち残らなきゃいけない。そのために、ショップの「ブランド」を大事にしているところが多いように感じます。

商品(野菜)の品質は、ショップブランドを高めるためにとても大事な要素なので、各ショップは、野菜を味・安全性などの面から厳選しています。

ネットショップの野菜がおいしい理由・まとめ


スーパーなどの野菜は、色んな質のものが並んでいるし、収穫から時間が経っている。これに対して、ネットショップでは、ショップが質を選りすぐっているし、生産者から消費者までがとても近い。時間がかからない分、しっかり熟させることもできるし、収穫からすぐ、新鮮なうちに届けてもらえる。

もちろん、一概に全てのネットショップの質が高いというわけではないんでしょうけど、質の高いお店は多いです。我が家でも、今までに何店かでお取り寄せを体験していますが、どこのも、野菜おいしいなぁ♪というのが印象に残っています。